治具とは
一般的に「生産に必要な道具」を総称して「治具」と言います。アウラテクノロジーではその中でも主に「振動溶着治具」を設計・製造しています。「振動溶着治具」はプラスチック製品の成型工程後の製品組立工程で使用されます。製品と製品の受けを作って接合させる「振動溶着機」と呼ばれる機械にアウラテクノロジーが作った治具と製品をセットし機械がで製品に加圧をかけ治具と製品を振動させます。これによって生じた摩擦熱が樹脂を溶かして接合するという工法です。
この工法は特に自動車部品の中でも内装品やレンズ関係、リアスポイラーなどにおいて振動溶着工法が使われており接着、ビス留め等と同様のポピュラーとなっており、エンジン周りの製品にも振動溶着で組立てられている部品も多くあります。また、身近なところではトイレの便座や医療関係のプラスチック製品などでも幅広く本工法が採用されています。
治具はお客様にとって「製品を製造するための重要なキー」になりますので、高品質で安定性、再現性が確保できる治具になっていること、そして「壊れない」ということが重要なポイントです。
FEATURE 01
「設計・製造・組立・電気・調整」までワンストップソリューション
アウラテクノロジーでは治具の製造をワンストップで生産でき、製造に必要な機械も豊富な設備力で対応可能です。また近隣協力会者様と関係性を構築しているため、どのような製品のご相談でもワンストップソリューションを実現します。
FEATURE 02
絶対に傷がつかない
壊れないノウハウ
「製品に傷をつけない」ことは意匠面に使用される製品の特性上、振動溶着治具としては重要な項目の1つです。
アウラテクノロジーでは豊富な実績と社内一貫生産の強みから「傷をつけないノウハウ」を多数保有しています。高品質で安定性、再現性が確保できる治具をご提案からワンストップでご提供いたします。
FEATURE 03
ベトナムデザインオフィスでの技術者育成
設計を日本国内とベトナムホーチミンの両拠点を構え2010年より開設、現在も技術者の採用と育成をおこなっています。
ベトナムは2023年には人口が1億人を突破すると言われており、豊富な人材から高度なスキルを持つ技術者を継続的に採用できる利点があります。また一定のコストダウンができるため、付加価値の高い設計をお客様に価値あるコストでご提供いたします。
製造実績
15年以上の製造実績
振動溶着とは「製品同士に加圧をかけて振動させ摩擦熱を生じさせて樹脂を溶かし接合する」と言う工法です。同じ接合でも接着剤やビス留めによって接合する工法は自動車リサイクル法、製品の強度、また品質担保という面で課題があります。そのため、特に自動車産業、輸送用機器産業において振動溶着が広く採用されています。加えてホームアプライアンスでは電気関係やトイレの便座、医療関係でも一部振動溶着が採用されています。
振動溶着治具は「部品を作るための設備」になりますのでお客様にとっては金型同様一番初めにかかるイニシャルコストになります。お客様としてはイニシャルコストを抑制したいニーズが高いため、コストダウンに対する期待は非常に大きいものです。
当社は振動溶着治具の領域に「選択と集中」をおこない、磨き上げてきた恵家印と実績に基づいてどんな製品依頼、要求がきたとしても答えられるだけの提案力と対応力を有しています。そして少しでもコストを抑え高品質な製品製造をするために設計から調達のすべてにおいてご期待に沿えるように15年以上日々考え実践し、取引を拡大させていただいております。
設備紹介はこちらからご覧ください。
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詳細は是非お気軽にお問い合わせください。
私たちの強み
「個性」を磨き切る
アウラテクノロジーは自動車、半導体・電気など日本の基幹産業の中で独自のユニークなポジションを築き成長しています。その強みの基盤となっているのは「個性を磨き切る」ことです。
個性を磨き切る「9つの強み」
アウラテクノロジーが持つ9つの強みをご紹介します。
ワンストップサービス
ワンストップによるトータルサポートをご提供しお客様のベストパートナーを走り続けます。
品質保証
「品質」はお客様に対する信頼です。アウラテクノロジークオリティをお約束します。
60年以上の製造実績
60年の実績と次の未来をつなぐ人材育成、ノウハウの伝承・蓄積があります。
3次元CAD等の最新技術導入
最新技術導入による圧倒的品質とコスト競争力を構築しています。
若手人材の確保・育成
若い人材が働きやすく、長期的に成長する環境に積極投資しています。
ベトナム支社での設計人材採用
ベトナム設計チームによるコストメリットあるワンストップサービスを実現しています。
選択と集中
得意領域への「選択と集中」が更に強みを磨く好循環サイクルを実現しています。
生産管理のデジタル化
情報資産を適切に管理活用し、生産性の向上とトレーサビリティを確保します。
サステナビリティ
グローバルサプライチェーンへの社会的責任と地域社会への貢献を実現します。