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”匠”の自動化とは。。。

2014年1月20日

 私たち製造業『ものづくり』の世界においては”匠”と呼ばれる領域がある。その領域は、所謂未知の
領域であり、また、そこに到達した者でなければ分からないものであると同時に理解しよう聞いてもそ
の領域の者でなければ分からない事ではないだろうか。
匠自身も匠と周りから言われているだけであり、自身の事をそう思っていな匠も少なくないように思える。
 
 最近、私たちの会社でも積極的な人材教育・研修を行っており、これからもお金と暇を掛けられる限り
人材の育成に努めていきたいと考えているところである。
私たちの社内では主に機械設計と切削加工、そして組立の領域がある。その中であえて『切削加工』に
焦点を当てものを少し考えてみた。
 そもそも切削加工をする理由は、何らかの機械に部品が必要で且つその機能を満たすために様々な
形状をしておりそこに精度や切削の切削面粗さなどが必要になる訳です。しかしながら案外「どうや
ったらこの精度出せるのかな?」と言うことは割と良くありますよね。薄ければびりが出て、
変形もする。細長い工具が必要な箇所で且つ面粗さが必要になる。
根本的に加工精度が種々の理由により出せそうにない。まぁ 言い出せばきりがありませんね。。。
 俗に生産設備では、今に始まった話ではありませんが、合理化、省力化、生産効率化、コストダ
ウン、人件費削減などの理由から人から機械へと移り変わります。しかし、自動化であっても最後は
人間の手でなければならない箇所は出てくることが多くあるのではないでしょうか。
普通はそこで壁につまづきそこまでの自動化で終わらせることがあるのではないでしょうか。
 切削加工の話に戻すと、切削加工を行う際に機械での加工のとなると今は大体、制御装置つきの
所謂、CNC旋盤やマシニングセンターなどが一般的に使われることが多いですね。作業者がプログラ
ムを作り、その際に必要な情報を入力していき最後に機械を動かすためのNCプログラムが出力され
ます。その後に作業者が材料のセットを行い、機械を動かします。
量産加工の仕事であれ、単品加工の仕事にしても初めは必ず必要な作業の一つです。
 このポイントがこれからの日本で行う『ものづくり』にはキーワードが隠れていると私は思います。
プログラムを作成するのはある程度、手動にせよ自動化にせよ仕方のない事ですが、この後の機械を
動かす工程には自動化の可能性があると思います。先にお伝えしておくと量産加工の仕事の場合は、
自動化を図る事は容易に想像できますね。(自動化にも色々と苦労や難しさはあると思いますが。。。)
私は単品加工の仕事で限りなく自動化に出来ないかと考えています。CNC旋盤、マシニングセンター
のどちらの切削加工においてもです。どうしても人の手先の感覚が必要な要素はあると思いますが、
その要素をどうやったら自動化に入れ込むことが出来るのか。そこを考えた方が得策だと私は思い
ます。
 ハイコストカントリーと揶揄される”日本”においてものづくりをこれからも成立させていくため
には、この”自動化”という道は避けて通ることは出来ないはずではないでしょうか?単品加工の
ワークを自動で無人運転化をさせることが出来たその時こそ私たちは真の強い武器を手にする事に
なるはずです。
それはなぜか?それはここで言っていることは口で言うほど簡単な事ではないからです!!
自動かには種々のリスクがあることは言うまでもありませんね。だからこそです。
この技術が確立されるならばこれはどのようにしても決して真似が出来るものではないはずです。
この自動化を確立し、運用するには人材育成は一番の重要事項であり、生産工程そのものがノウハウ
であるからです。

私はこれを”匠”の自動化と考えています。
まだ、私たちはこの入口に立ったのではなく、そこに考え付いただけでありこれから数年を掛けて試行
錯誤を繰り返し自社オリジナルの自動化を確立したいと思う。

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